信じてほしい。
あの時言った言葉を。
お前だけを見ている。
ずっと傍にいる。
絶対に離しはしない。
お前は俺のすべて。
お前のいない世界に意味などない。
お前以外に大切なものなど何もない。
信じてほしい。
あの時言った言葉を。
この旅の先に、
たとえ何が待ち受けていようとも
あの時の言葉に嘘はないから
あの時の気持ちに嘘はないから
すべてを知っても
嘘だなんて思わないでくれ。
すべてを知っても
信じてほしい。
あの言葉を。
この想いを。
俺を、信じろ。
【END】
『言い訳』
大切だった言葉たち。
拠り所にしていた言葉たち。
時が経つと「あれは何だったの?」と思ってしまう状況がやってきたりします。
でも、それを嘘としてしまったら、想いを口にすることが出来るでしょうか?
心変わりすることもあるでしょうし、状況の変化もあるでしょう。
口をついて出た想いが過去のものとなったとしても、それを嘘にしたくない。
その時の気持ちまでなかったことにしてほしくない。
前作とちょっとかぶってしまいました;